Claude のエクスポートを Markdown に変換 — 無料

Claude のデータエクスポートを、会話ごとに 1 つの見出しを持つ Markdown に変換します。検索や保管にそのまま使え、処理はすべてブラウザー内で完結します。

Claude のデータエクスポートを読める形にする

AI との会話のエクスポート形式の中で、Claude のものは最も素直です。会話ごとに、名前・作成日時・送信順に並んだメッセージ配列を持つオブジェクトになっています。たどるべき分岐グラフも、除くべき隠しノードも、対話に混ざったツールのやり取りもありません。パーサーを書くとして、最初に対応するプラットフォームを選べるなら、これを選ぶでしょう。

読みにくくしているのは、単に規模と記法です。話したことすべてを収めた一つの JSON ファイルとして届き、改行と引用符はエスケープされ、履歴全体がごく少数の非常に長い行に押し込められています。このページはそれを Markdown に変換します。処理はこのブラウザタブの中で行われ、何もアップロードされません。

メッセージ本文の二つの形

唯一の本当の癖は、メッセージの文字列が置かれている場所がエクスポートの生成時期によって違うことです。古いエクスポートはメッセージ全体を素の text 文字列に入れます。新しいものは型付きのブロックからなる content 配列を使い、テキストのブロックは自分の text フィールドを持ち、それ以外のブロックの種類は添付や構造化された要素を表します。

ブロックの配列があるのは、メッセージがもはや必ずしも途切れない一続きの文章ではないからです。テキストがあり、次に artifact があり、またテキストが続くこともあります。それを一本の文字列に潰すのは情報を失う表現なので、形式のほうが各パートを表せるように育ちました。

どちらの形も読みます。content 配列があればそのテキストブロックを順に連結し、なければ、あるいはテキストを含まなければ、旧来のフィールドに戻ります。この後退は重要です。数年にまたがるエクスポートには両方の形が同居しうるので、新しい形しか扱わないパーサーは、いちばん古い会話を黙って捨てます。

送信者とラベル

sender フィールドの値は human または assistant です。正確ではありますが文字起こしの中では据わりが悪いので、UserClaude に置き換えます。これは画面上での見え方であり、あとからこの文書を読む人が期待する呼び方でもあります。

タイムスタンプは ISO の文字列で、読みやすい日付と時刻に整形するか、上のスイッチでまるごと落とせます。役に立つかどうかは用途しだいです。アーカイブとしては会話を時間の中に留めてくれますし、通して読むつもりの文書では、メッセージのあいだに挟まる邪魔ものになります。

プレーンテキストではなく Markdown にする理由

Claude の回答は Markdown で書かれており、長い技術的な回答はたいてい構造が大半を占めます。フェンス付きのコード、番号付きの手順、選択肢を比べる表、長い説明を区切る見出し。その記号はエクスポートの中に字面の文字として保存されています。

プレーンテキストに変換すると記号は残りますが、何も意味しなくなります。散らばったバッククォートに囲まれたコードは、もう文章と区別がつきません。行頭のシャープも、もはや見出しではありません。Markdown のままにしておけば、その回答が書かれたときの構造が文書まで生き延びます。出力をメモアプリ、リポジトリ、wiki、静的サイトのどれに貼っても、意図されたとおりに描画されます。

何に役立つか

ひとつのアカウントが使え続けることに依存しない個人アーカイブを持つ。設計の議論やデバッグの経緯を、そこから生まれたコードの隣、プロジェクトのリポジトリに置く。たどり着いたはずなのに見つからない解決策を、数か月分の会話から検索する。個人の知識ベースを作る——検索のために埋め込むつもりなら、この出力はそのままテキスト分割ツールに流し込めます。何を削除するか決める前に、自分が何を共有してきたかを見返す。

エクスポートを受け取る

Claude では、設定からプライバシー、そしてデータをエクスポートと進みます。アーカイブの準備ができるとダウンロードリンクがメールで届きます。zip には conversations.json とアカウントのメタデータが入っています。アーカイブごと置けば正しいファイルが自動で見つかりますし、JSON を取り出して使っても構いません。

ローカルで読み、送らない

アシスタントとの会話のエクスポートは、あなたがどんな問題に取り組み、何に確信を持てず、助けを求めるときに何を貼ったかの記録です。コード、書類、下書き、個人的な事情。

そのどれも送信されません。パーサーはこのタブの JavaScript です。ファイルはブラウザが読み、変換のあいだメモリに置かれ、表示されます。サーバーが関わらないので、保持期間もアクセスログもなく、終わったあとに削除するものもありません。

ChatGPT のエクスポートには別のパーサーが必要で、専用のページがあります。ChatGPT のエクスポートを Markdown にです。それ以外はチャット履歴の共通エクスポートページがプラットフォームを自分で判定します。